無念の最終戦
年間優勝を懸けたWSS最終戦 旧江戸大会。
秋のハイシーズン、他の場所へ行けばアホでも
釣れる場所はいくらでも知ってるが、
前日までトーナメントエリア内でプラ。
前日は釣れる場所は温存。
他のエリアを中心に見るつもりで。
ここまで年間ポイントランキング同率一位の河合さんも
プラに来ていた。
雨の中、雑談する中で河合さんのプランは
「ホームランか三振か」
と例えたらいいだろうか?
非常に爆発力こそあるが、
外した場合、鳥山を指をくわえて眺めることにもなる作戦。
木更津の初戦で大会全体で3本という激シブのなか、2本獲る離れ業で
勝ったアングラーだけに、正直この作戦はハメられたら完全に終わるが
逆に自分のパターンは100パーセントに近い確率でキーパーは獲れる
自信があった。
以前のブログでも書いたが、今年ロッドのサポートがゼファーに変わった。
フラッグシップモデルを使わせてもらう重圧は、勝つことでしか
その重圧から開放されることはない。
よく「大会を楽しめれば良いと思います♪」なんてぬかすプロがいるが、
自分はそう思ったことは一度も無い。
出るからには勝つ。
負けたときの言い訳を先にするのは、かっこいいとは思えないのだ。
迎えた当日。
生憎の雨だが、風はそこまででもなく無事スタート。
大会の模様はもうWSSのホームページにある通り。
結果もご存知の方が多いだろう・・・・・・・
ボクがピッチャーなら、渾身の一球を
あっさりスタンドに運ばれたような負け方。
朝から博打と思われた、鳥山狙いを見事当てて来た。
釣るパターン。
後半の川での釣りにもっと時間を掛けたかった。
なんでも、私の立ってた場所は後半ギリギリまで
シーバスが出たようだが、それはこの雨で増水したことで
たまたま起きた現象。
ラッキーパンチを当てるのではなく、確実に勝つパターンを
見極めていけば終盤の川という選択は決して間違っていなかったはず。
関西から参戦の清水さんや、地元佐々木さんあたりがしっかり獲ってる
ことからも、プランに間違いはなかった。
私も最後まであきらめることなくキャストした。
だが、この後半、自分に魚を出す腕がなかった。
また、時間も足り無すぎた・・・・・・・・・・・・・・・・・・
優勝は石橋さんでぶっちぎりの4本。
そして年間優勝争いはこの大会準優勝の河合さんに軍配があがった。
本当に「悔しい」という言葉しか見つからないが、
初戦にしても、この第三戦にしても、本当に
河合さんの強さが光った一年だった。
最後のクラシック。
年間ランキングにはもう関係の無い試合ながら
なんとかこの悔しさをぶつけられるよう頑張ります。
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